寒冷地の川辺に建つ住宅。積雪や洪水に備えるために、コンクリート基礎を地盤面から1.2Mの高さまで立ち上げています。道路側はピロティとして、積雪期間における車の出入りや屋外での生活に配慮しました。屋内は間仕切りのない大きな一室空間です。スキップフロアとすることによって、1階と2階もひとつながりの空間となっています。二つの天窓と傘状の反射天井を組み合わせることで、空間全体に光が行き渡るようにしています。
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福井県吉田郡
個人住宅
木造、地上2階建
『日経アーキテクチュア』 2020年11月26日号
『新建築住宅特集』2020年7月号
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